以前、年会費無料のメインカード候補の一つとして紹介したSBIレギュラーカード。
(参考)
SEの節約投資日記: au WALLET後のメインクレジットカード(年会費無料)を考える
年会費無料ながら、還元率が最大1.2%なのが大きな魅力だったのですが、2015年10月1日より大幅に改悪されるようです。
SBIレギュラーカード 年会費・SBIカードポイントプログラム・ショッピング手数料率等改定のお知らせ|SBIカード - クレジットカード
詳細は上記URLを確認頂ければと思いますが、ポイントは
- サークルプラスポイントによる還元率が1.2%から実質0.5%に低下(※)
- 年会費が無料→972円(税込み)(但し年間10万円使えば次年度無料)
※但し、上記URLに「※別途、年間のご利用金額に応じたボーナスポイントを予定しております。」との記載もありますので、SBIレギュラーカードを多く使うことで従来の還元率が維持される可能性もあります。
(→2015/9/4追記)
ボーナスポイント制度も発表されました。
SEの節約投資日記: SBIカード「ボーナスポイント」新制度を発表も…改悪の評判には焼け石に水?
還元率にまだ未確定事項はあるものの、年会費有料かつ還元率0.5%を前提とするとメインカードとしては厳しい感じがしますね。
とりあえず、
→(2015/7/12追記)SBIカードのサポートに確認すると、過去の残サークルプラスポイントについてはシステム更改時に1ポイント=1.2円でキャッシュバックされるようです。
よって特に投信マイレージサービス等でSBIポイントが貯まる人以外はサークルプラスポイントのままキャッシュバックを待ったほうが得かもしれません。どちらが得かは人によって異なるのでSBIカードのサポートに確認したほうがいいかも。
(参考記事)
SEの節約投資日記: SBIカード改定で既存のサークルプラスポイントをどうすべきか
■投信マイレージサービスへの影響は?
SBIカードのもう一つのメリットはSBI証券での投資信託残高に応じてポイントバックされる投信マイレージサービスの還元率アップです。
通常は年率0.2%分SBIポイントでバックされるのですが、SBIカードを持っていれば10,000SBIポイントを現金12,000円に交換できるのですが、その特典は当面変わらないようです。
仮に投資信託残高が1000万円の場合、
1000万円×(0.24%-0.2%)=4,000円
で実質年間4,000円程度得する事になり、年会費972円分を十分ペイできます。
なお、投資信託残高が1000万円未満の場合、SBIポイントバック率は0.1%になります。
SBIカード年会費に対する投資信託残高の損益分岐点は
972円÷(0.12%-0.1%)= 486万円
で486万円あたりですかね。
■当面、SBIレビュラーカードを維持予定です
私としてはメインカードとして決済に使うことはやめますが、とりあえずSBI証券での投資信託残高は損益分岐点を超えていますので、SBIレギュラーカードは持ち続ける予定です。