■タイトルはトンデモ風ですが…
まずタイトルだけ見ると、年利15%?とトンデモ本かと思ってしまいますが、要は確定拠出年金の制度を使うことで所得が控除されるため、所得税分が最低5%、住民税10%節税できることから、年利15%になるというロジックです。
というかこの本の要点はこの確定拠出年金の節税効果に尽きると思います。
まあ確定拠出年金を将来払い戻す際には、逆に税金を払う必要があるので実際には税金の先送りになるわけですが、今の税制では確定拠出年金の払戻しは退職所得等で優遇されるので結果として得することがほとんどだとは思います。
わたしは今サラリーマンで企業型確定拠出年金制度がある会社に勤務しており、元々マッチング拠出により掛金の上限まで拠出していたのですが、 「金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術」を読んで、この方針は間違ってなかったと思いました。
■個人型DCでの金融機関の選び方もわかります
サラリーマンの場合、企業型確定拠出年金にしか加入できず窓口の金融機関を選ぶことが出来ないのですが、個人型DCの場合は窓口の金融機関も自分で選ぶ必要があります。
どうせなら少しでも有利な金融機関を選びたいところですが、本書を読むと金融機関により手数料や取扱商品にかなり差があることがわかります。
本書にはオススメ金融機関も紹介されてますので、個人型DCを検討されている方には参考になると思います。
■まずはAmazonの目次だけでも目を通してみては?
「金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術」の場合、Amazonの目次 が詳細に記載されています。
目次を見るだけでも本の内容がかなり把握できると思いますので、読んでみようかな?と迷っている人はとりあえずAmazonの目次を見て判断してみてはいかがでしょうか。